やなぎの働き物 当たり棒

和亭 やなぎ

2020年07月28日 09:30

おはようございます
連尺通り自然薯とろろ汁の やなぎです。

当店も飲食店ですので、色々な道具を使うのですが、一番の働き物は当たり棒であろうと思います。ちなみに当たり棒とは、すりこ木の事なのですが、商売屋は "する" と言う表現を嫌うので、当たり棒と呼んでいます。ちなみに同じ理由で すり鉢 の事は 当たり鉢 と呼びます。やなぎでは、ご注文の度にとろろ汁を作りますので、毎日一番長く使うのが当たり棒なのです。昨日、天然の山椒の木で出来ている新しい物を取り寄せたので、手元にあった先輩当たり棒と並べてみました。



右端の長い物が新人で、およそ40cmです。短くなった先輩方も、元々は同じ位の長さだったので、毎日の繰り返しで、少しずつ短くなっていったのですね。山椒の木には殺菌もありますし、何より香りも良いですね。

やなぎでは、本日もランチをご用意して
自然薯をゴリゴリして皆様のご来店をお待ちしております。


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